3月30日(土)に、しなの鉄道の観光列車「ろくもん」に乗車しました。そのときの様子などをレポートしたいと思います。
乗車レポート
13:18頃に、長野駅7番線に入線しました。その後、13:20にほら貝の合図で扉が開きました。
食事付きプラン和食コース(長野→軽井沢)ということで、座席のテーブルには、食事がありました。
ちなみに、私が座ったのは、3号車の4Cの座席です。障子で区切られており、人目を気にせずゆったりできます。
13:35 長野駅を発車しました!!
出発後、食事をいただきます。
ちなみに、千曲市にある竹葉亭さんのお食事です。
長野駅を出ると、屋代・戸倉と停車していきます。ちなみに、戸倉駅では温泉まんじゅうが積み込まれたとのアナウンス。後ほど、買いに行きます。
戸倉駅を発車すると、坂城に向かう途中に葛尾トンネルがあります。軽井沢までの区間で、トンネルがここだけということで、びっくりです!
葛尾トンネルに入ると、電車が超低速になり、とてもノスタルジーな雰囲気になりました。乗務員さんに写真を撮ってもらい、充実でした。
上田駅では、15分ほど停車時間があり、下車して、外から撮影してみました。
停車の間に、1号車まで行ってみました。
1号車に向かう途中で、帽子が飾ってありました。その後、乗車されているお客さんが、帽子をかぶって記念撮影していました。
その先では、地酒(日本酒・ワイン)をグラスで1杯提供するバーのようなところがありました。
その先にお土産品の売店があり、ろくもんマグカップと戸倉上山田の温泉まんじゅうを購入しました。
今回購入した温泉まんじゅうです(と言っても、美味しすぎて食べてしまいましたが…)
上山田にある笹鈴製菓さんの六文銭まんぢうです。
実は、祖母が戸倉に住んでいたので、近場すぎて戸倉上山田温泉の温泉まんじゅうは食べたことがなかったのですが、こんなに美味しいとは思いませんでした!!!
これは、絶対におすすめ!
上田駅を発車後、日差しで暑く感じて、日よけのブラインドを下すと、竹のすだれになっていました。細かなところまで、こだわりを感じます。
ちなみに、この辺りでお抹茶と練り切りの和菓子をいただきました。※食べる時間は選べます
田中駅での停車を経て、小諸駅に到着です。小諸駅でも停車時間が15分ほどあり、駅前の庭園の紹介が聞ける(希望者のみ)ということで、下車し駅前の庭園(イングリッシュガーデン)などを見学しました。小諸駅がこんなに憩いの場として整備されているとは知りませんでした。とても良かったです。
小諸駅を出発すると軽井沢まで10分ほど。
信濃追分を過ぎた辺りか(?)浅間山が見えました。
到着前に、お土産ということで菓子処 花岡のくるみ菓子の詰め合わせをいただきました。そして、15:38頃に、軽井沢駅に到着しました。到着後は、旧駅舎で飲み物をいただいて解散になりました。
2時間余りの観光旅でしたが、しなの鉄道沿線の良さを再発見した旅でした。
まとめ
今回は、私にとって馴染みのあるしなの鉄道沿線(旧:信越本線)を巡る車窓中心の旅でした。幼少期を過ごした篠ノ井・戸倉・上田、母方のルーツがある軽井沢といった電車からの景色は、30年以上前とほとんど変わっていないのは、本当に不思議でした。
と言ったわけで、一方で何気ない景色ともいえるのですが、県外や県内でも沿線ではない人には楽しめるところは、あると思います。私のような地元の人に より楽しめるろくもんは、どんなものなのかを考えてみたものの、決定打はないです。でも、良かったこととかをまとめると以下の感じでしょうか。
今のままで良いところ
- 食事が付かない指定席+乗車料金 ←地酒を飲みながら・車窓を楽しめる
- 沿線にまつわるガイド ←沿線でも、自分の住んでいるところ以外は、分からないから
- 個室のような向かい合う座席 ←カップルとかに良い
- 葛尾トンネルのノスタルジー体験 ←これが一番驚いた
やるといいかも(?)なこと
・北しなの線でも、ろくもんを走らせる
→ただ、どういう演出をするかは難しいが…
・ろくもんに1席(1空間)しかないVIPとかラグジュアリーな場
→ある人の書籍を読んだからというのもあるが、富裕層は、最高の体験がしたいと思う。列車であれば、その車内で自分だけの体験や経験が出来れば最高だと思っている人がいるのではないか。飛行機のファーストクラスをはるかに上回るVIP席を様子を参考にサービスを考えてみるといいと思うが、私個人の考えでは、最高の車窓が見えるところに1席準備して、誰にも邪魔されない空間なら良いと思う。